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お知らせとお願い
はじめまして。私は、プレマラボ株式会社の代表、中川信男と申します。弊社は京都に本社を置き、自然食の流通業を20年間行ってきた企業です。本ページでは、株式会社リブレライフとの関係をご理解いただきたく、ご案内をいたします。
まず、ここまでの両社についての経緯を振り返りつつ、ご説明させていただきたく存じます。
令和元年9月11日、プレマラボ株式会社(プレマ株式会社100%子会社)は、株式会社リブレライフの全事業を、10月1日をもって承継する契約を行いました。
株式会社リブレライフは「米ぬかを美味しい食糧資源として普及する」「日本食の穀物食、豆食、発酵食の魅力を示す」を創業の志として平成12年3月に設立されました。創業者である町田建治前社長と私中川信男は、お互いに創業時期に出会い、類似した理念をともに補完する会社としてそれぞれの歩みを続けて参りました。
近年、私は町田前社長と再会を果たし、お互いに変わらず創業の志を維持していることを再確認、リブレライフ社の新製品の取り扱いも開始したのち、町田前社長は闘病生活を開始され、本年年初に志半ばにして他界されました。
その後は、残された従業員の皆様を中心に既存事業をなんとか継続されていましたが、社長不在による廃業も検討されていました。夏の初め頃、この事態を私が知るに至り、その残された事業、特に植物性発酵食品製造、油脂化粧品の製造を維持するべく、ご遺族の皆様と事業承継の協議を継続してまいりました。
それら、町田前社長の前向きな遺産のすべてをなかったことにしてしまうことはあまりに忍びなく、また、町田前社長の遺志を引き継ぐことは、自然食流通業だけの弊社の状態から、ヴィーガン・ジェラートを皮切りに機能性のあるプラントベース食品製造に舵を切りつつあったプレマ株式会社の大きな流れとも合致するものであり、事業の継続を最優先に、両者を知る仲介者および専門家諸先生の力添えも得、諸々の困難を乗り越え、正式な契約に至ったものです。
これにより、プレマラボ株式会社は株式会社リブレライフの全事業を令和元年10月1日付けにて譲受し、従業員、工場、知的資産、既存のお取引等、すべてを継承することとなりましたことをご報告いたします。
私も、このような事業を承継する経験は初めてのことであり、違う企業文化を抱えながら全く未知の領域に取り組むことになります。同様に、後継者を見いだせていないまま優れたものづくり企業の火を消すことは耐え忍びがたく、本件の事業譲受を皮切りに、同様の困難を抱えておられる企業の一条の光明となりえるよう、全力を尽くしてまいります。
皆様方におかれましても、どうかお力添えをよろしくお願いいたします。
プレマ株式会社
プレマラボ株式会社
代表取締役 中川信男